埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 890
■ 種類 学会発表
■ タイトル 埼玉県における農業用水に生息する魚類の変遷
■ 著者 金澤光    埼玉県環境科学国際センター
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元 淡水魚保全研究会
■ 出版年 2009
■ 誌名・巻・号・年 第4回淡水魚保全シンポジウム、平成21年3月4日
■ 抄録・要旨  埼玉県は河川の占める面積割合が3.9%で日本一であり、農業用頭首工が多く、農業用水路の総延長は約1.2万qあると言われている。貯水量が1,000m3以上のため池は、比企丘陵を中心として512池が散在している。河川整備、農村整備事業で自然水域は消失し、非かんがい期には通水が途絶え、取り残された魚類等はへい死している。一方で周年通水の農業用水路では、希少水生生物が保全されている。農業施設(用排水路、ため池)で生息が確認された魚類は、ウナギ科ウナギ、コイ科ウグイ、アブラハヤ、ヌマムツ、オイカワ、ワタカ、カマツカ、ツチフキ、ゼゼラ、ビワヒガイ、タモロコ、スゴモロコ、ムギツク、モツゴ、ニゴイ、コイ、ギンブナ、ゲンゴロウブナ、キンブナ、タイリクバラタナゴ、カネヒラ、タナゴ、ドジョウ科シマドジョウ、ドジョウ、ギギ科ギバチ、ナマズ科ナマズ、メダカ科メダカ、タイワンドジョウ科カムルチー、サンフュッシュ科オオクチバス、ブルーギル、ボラ科ボラ、ハゼ科ヌマチチブ、トウヨシノボリ、マハゼ、ウキゴリ。絶滅したと考えられる魚類は、コイ科ミヤコタナゴ、ゼニタナゴ、ゴクラクギョ科チョウセンブナであった。
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